20130329



ロングウイングチップのブーツバージョンが完成しました。緑色のブーツを作りたい!と以前から妄想を繰り返していたので、念願かなってニヤニヤがおさまりません。とても雰囲気のあるオリーブ色の揉み革のおかげもあってなかなか良い靴に仕上がった気がします。

20130326



製作途中だったホールカットが完成しました。ボリューミーなラストにオレンジの革がいい具合にハマった気がします。シンプルなデザインなので、色んな革と相性が良さそうです、次は大好きな揉み革で作ってみようかと計画中です。

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オレンジ色の革でホールカットを制作中です。ホールカットは別名ワンピースとも言います。その名の通りアッパーのパーツが1つだけなので立体的な裁断が出来ず、平面的な革をラストにつり込むことになるため、他のデザインよりも技術が必要になります。またパーツの裁断も良い部位を贅沢に使わないといけなかったりするので、ホールカットは作り手からするとかなり気合いが必要なデザインになります。次はヒールの積み上げ作業、完成までもう一息です。

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縫製が終わっていたアッパーをつり込みました。今回の靴も一般的に靴で用いられる表革の倍くらいの厚みのあるものを使用しているので、ボリューミーなつま先をまとめるのに苦労しました。個人的に服でも靴でもしっかりとした丈夫なものを何年もかけて育てていくのが好きなので、そういうもの作りをするために、厚手でエイジングが期待できる良質な革を使っています。

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ビスポークの靴が完成しました。デザインはサイドレースです、紐の位置が外向きになるだけで印象がガラリと変わりますね。私はいつも躍動感のある靴を作りたいと思っているのですが、そういったイメージに近い靴が出来た気がします。

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茶色の靴のブーツバージョンを作っています。立体的になってブーツっぽくなってきました、ここまでくるとワクワクしてきます。カジュアルな雰囲気のあるロングウィング、何気にステッチの数が多く縫製は一苦労なんですが、それのおかげもあって魅力的な靴になる気がします。ステッチ1本あるかないかで印象ががらりと変わってしまいます、靴のデザイン奥深いです。