20210404

たとえ傷ついたとしても

 



本日はレインでございます。朝から目前に迫った2021AW大阪展の準備を、、、東京展よりも重めなディスプレイになりました、重い、重いですよー、、、でも好ましい、好ましすぎます。!。東京展ではいつも同じお花屋さんでディスプレイ用のお花を買って飾ることにしていて、いつの間にかそれをできるだけきれいな状態で大阪に持ち帰るまでが展示会、みたいになっているので、今回も美しいバンダを最終の新幹線で持ち帰りました。。少ししおれてきているけれどそこがまた良かったり、、、


お花が枯れていくことと関係がないけどちょっと似ていて素敵だな、と思う靴を相方が履いていたので写真を撮ってみました。そしてブログに書くことにしました。もう生産は終了しているパンプスブーツというデザイン、カラーはゴールド×ブラック。足元に金色は少し抵抗があると思うけど、思うんだけど、、、、作っちゃいました。



(左)着用後(右)新品です、色も質感もだいぶ違ってきています、革は面白い。。







最初はパキッと硬そうだったゴールドの部分も履きこむことで金の泊が適度に取れてきて硬いんだか柔らかいんだか分からない不思議な佇まい。。




革が特に擦れたところは箔が完全に取れて下地のダークブラウンが出てきています。こういったところが素敵だなー、と思うところ。あとちょっと擦りすぎだなー、とも思います。。




こっち側はナイス擦れ具合。

革は傷がつくことはあまり良い事とされていないけど、このゴールドの靴は傷がつくことでより美しさが増している気がします、不思議です。何かに例えてみようと思ったのですが、全然思いつきません。。




くたびれた風にも見えるけど、良くなっているようにも見えるような、、、、パンプスブーツが残りわずかになってきていて、このまま思っていることを残さないままなくなるのはなんか嫌だなと思ったので書きました。相方が、私は先にあがりますネ、といってこの靴を履いて帰ろうとしていたので少し足元を撮らせてもらいました。











今日ソックスピンクやん!と思う私を後に彼女は帰っていきました。ちょっと派手だけど、ずっと素敵に馴染んでいく靴、あと少しだけございます。どうぞお試しください。